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益子町商工会青年部・広報委員会のメンバーが青年部の活動状況や益子町の様子を週代わりでレポートいたします。どうぞお楽しみに。


by mashiko-SS

”湧々”系の店作り

9月30日に我が町随一の酒蔵といえる外池酒造店さんが70周年式典が行われました。
しかし、私用により途中参加も甚だしく、内容を全く把握できませんでした(;つД`)

遅ればせながら参加したのですが、雨天にもかかわらず大勢の人たちが来場し、めいめいに食事や会話などを楽しみながら、このブログで紹介しまくっている(笑)益子天人の会の演奏、童謡コンサート、行司漫談?などを楽しんでいた模様です。

レポートになってないレポートはさしおいて。

今回、商工会青年部の一員として感銘を受けたことがあります。
このイベントを社長はじめスタッフ一丸となって行っていた姿勢、これはよく商工会の講演会で言われる「ワクワク系の店作り」の一つと言えるのでは? と思いました。
たとえば、このイベント、食券を使ったのですが、コレの単位は「両」なのです。二両使ってたこ焼きや焼きそばと交換、という感じです。
近年益子では、このような”微笑ましいいたずら”を仕掛けたイベントはなかったように思います。
出店では当然、円、を使うのが普通です。そこを敢えて「両」を使うことによって、そのマンネリ化を打破し、なおかつ我々客側におもしろさを与える。そういう姿勢が「ワクワク系の店」におけるひとつのスタイルなのでは、と思うわけです。

あと、直営の土産店と喫茶店。これにもびっくりさせられました。外池酒造店さん自体には小生、何度も訪れているのですが、土産店やその隣のカフェギャラリー”湧”に改めて立ち入ったことがなかったのです。

今回は良い機会だ、と思い、入っていってみました。

土産店は当然自社のお酒がメインなのですが、ぐるりと見渡すと、お酒から派生して作られた化粧品やら石けんなどがおかれていることにびっくりしました。
確かに、普段食べても酔っぱらわない米から、アルコールの一種である日本酒が出来てしまうことは、我々も大昔からさも当然のように受け止めてきましたが、これも摩訶不思議ですよね。つながりが全く想像がつかないものがこのように出来てしまう。米の無限の可能性の一端をかいま見た、という感じがします。また、これが出来ることを見つけた社内の方もしてやったり、と思ったのではないでしょうか。
これもまた、ワクワク系かな、と思います。
あ、トイレの洗面台が益子焼の器だったのもワクワクですね(笑)。

それとカフェギャラリー湧。
ここで醸造している日本酒の試飲などが出来るのですが、コーヒー大好き人間である小生(^^;)迷わず「仕込み水コーヒーホット(300円)」をチョイス。

これがとても美味い!!(注:あくまで私見です)

仕込み水がそうさせるのか、ブラックで飲んでいるにもかかわらずまろみがあって柔らか。苦みが目立たず、でもしっかり”コーヒー”してる味でした。
ミルク等をいれずにコーヒーが飲める方には是非ブラックオススメ!
酒造店なのにコーヒーが美味しいと叫ぶのもなーんかおかしいですけど、まぁイベント自体昼間だったんでご勘弁願えればと(笑)
コレのどこがワクワク?といわれれば自分のいいコーヒーと出会えてワクワク、といったところです(笑)

帰路にて思ったこと。

伝統におぼれることなく、常に”湧々”を貫く姿勢。
これが70年を作り上げた一つの要因なんだろうかと。

いち青年部員、戯れ言の巻でした。

ぱんくや@商工会青年部
by mashiko-ss | 2007-10-09 20:54 | 町の風景